全柔連 再報告書は大幅修正…「謝罪の要素が多い」ものに

[ 2013年6月22日 22:11 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)は内閣府の公益認定等委員会に出す再報告書の草案を各理事に送付したことが22日、分かった。続発する不祥事について5月末に理事会などを経ずに出した報告の内容が不十分とされ、異例の再提出を要求されていた。佐藤宣践副会長は「前回とは内容が大きく変わり、謝罪の要素が多い」と大幅に修正されたことを明らかにした。24日の臨時理事会で内容を協議する。

 佐藤副会長によると、報告書は15ページで資料を添え、暴力指導や助成金不正受給、元理事によるセクハラ問題の経過や対応策を説明。不正受給問題を調べる第三者委員会から「順法精神に欠ける」などと批判された中間報告を「内容に違和感がある」とした文言は変えているが、佐藤副会長は「同じようなニュアンスがまだ残っている。修正するように意見したい」と述べた。

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2013年6月22日のニュース