二所ノ関親方が退職 手術後リハビリも職務復帰難しく

[ 2013年6月21日 06:00 ]

 日本相撲協会は20日、元関脇・金剛の二所ノ関親方(64)=本名・北村正裕、松ケ根部屋=が健康上の理由で、同日付で退職したと発表した。

 二所ノ関親方は昨年10月下旬に体調不良を訴えて、都内の病院に入院。脳梗塞と診断され、11月の手術後はリハビリを続けていた。関係者によると最近は快方に向かっていたが職務に復帰するのは難しく、今年11月の定年を前に退職となった。

 64年夏場所で初土俵を踏み、75年7月の名古屋場所で平幕優勝を果たした。76年9月に引退し二所ノ関部屋を継承。08年から昨年まで理事を務めたが、体調不良で運営困難となり今年1月に部屋を閉鎖。一門の松ケ根部屋に転籍となっていた。

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2013年6月21日のニュース