遼 パット好感触つかんだ!68位で予選通過

[ 2013年6月2日 06:00 ]

第2ラウンド、8番でバンカーショットを放つ石川

USPGAツアー メモリアル・トーナメント第2日

(5月31日 米オハイオ州ダブリン ミュアフィールドビレッジGC=7352ヤード、パー72)
 悪天候で42選手が競技を終えられず、72位から出た石川遼(21=CASIO)は1ホールを残して3バーディー、2ボギー、1ダブルボギー。通算3オーバーで暫定66位につけた。1日は第2ラウンドの残りが行われ、石川は18番をパーで終え、68位で予選を通過した。5アンダー67で回ったビル・ハース(31=米国)が通算9アンダーで首位。タイガー・ウッズ(37=米国)は74とスコアを落とし通算1オーバーで43位となった。

 第2日の最終18番。石川は決めれば予選通過に前進する1・5メートルのバーディーパットに臨もうとした。その瞬間、サスペンデッドを告げるホーンが鳴った。好機に水を差されても「(ラインに)曲がり幅がけっこうあった。しっかり練習したい」と前向き。不調だったパットでいい感覚をつかみ、笑顔ものぞかせた。

 1番で7メートルをねじ込みバーディー発進。雷雨による約1時間半の中断後に迎えた15番では6メートルのパットを決めた。近い場所から先に決めた選手のラインを参考にした。思った通りの一打だった。中断から一夜明け、残していたスライスラインのパットを安全策の2打で沈めて予選通過。「あと2ラウンドが楽しみ」と話した。

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2013年6月2日のニュース