尾崎将「だから今年は話題提供するって言ったじゃない」

[ 2013年4月26日 06:00 ]

16番、右手だけで素振りをする尾崎将司

尾崎将司 エージシュート達成

 【尾崎将司と一問一答】

 ――17番のイーグルは入る予感が漂っていた?

 「そう思ったでしょ?だから今年は話題を提供するって言ったじゃない」

 ――コブラポーズは計算ずく?

 「そんな計算なんてないよ。昔はあったけど、今はな。ティーショットから3ついいのが続いたから自然と出たんだ」

 ――ショットの前にクラブを右手一本で持ち、テニスのように振る素振りをしていた。意図は?

 「右手のフィーリングと柔軟性を出すため。右手一本で振ることで、最後まで振り切るイメージができる。左腰も回る。昔は野球のピッチャーをやっていたから、右手の振りなんか黙っていてもできたんだけどな。昔の力を取り戻すことはできないけど、鍛えることはできると思ってやっている」

 ◆尾崎 将司(おざき・まさし)1947年(昭22)1月24日、徳島県出身の66歳。徳島・海南高のエースとして64年の選抜高校野球大会で優勝し、プロ野球の西鉄(現西武)入り。70年にプロゴルファーに転向し、翌年の日本プロ選手権で初優勝した。豪快なプレーと奔放なキャラクターでゴルフブームの主役となった。賞金王12回。生涯獲得賞金約26億9000万円は歴代トップ。実弟の健夫(59)、直道(56)もプロゴルファー。1メートル81、90キロ。

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