新弟子検査申し込み 3年ぶり受検者増加

[ 2013年3月1日 06:00 ]

 日本相撲協会は28日、春場所(10日初日、ボディメーカーコロシアム)の新弟子検査の申し込みを締め切った。春場所としては昨年より5人多い39人が2日に受検する。

 不祥事の影響などで、春場所は2年連続で義務教育修了が受検資格に定着した73年以降の最少記録を更新したが、3年ぶりの増加。初場所は16人が受検しており早くも昨年の年間56人に迫るが、大阪担当部長の貴乃花親方(元横綱、本紙評論家)は「就職場所だからもっと入ってほしい。裾野を広げていくことを考える」と話した。

 今回は昨年の全日本と国体成年を制し、幕下10枚目格に付け出される日大4年の遠藤聖大(追手風)や貴乃花部屋の上山剛、賢の双子らがいる。上山剛は「来場所は序ノ口優勝したい。賢には負けたくない」と鼻息が荒く、賢は「俺は俺と思うので、(兄・剛は)意識していない」と話した。

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2013年3月1日のニュース