行くぞ全英!松山首位発進「最終日が楽しみ」

[ 2013年3月1日 06:00 ]

 全英オープンのアジア最終予選は28日、タイ・アマタスプリングCC(7419ヤード、パー72)で第1日が行われ、アマチュアの松山英樹(21=東北福祉大)が8バーディー、2ボギーの66をマークし、6アンダーで、バングラデシュのシディクルとともに首位に並んだ。

 日本勢では池田勇太と岩田寛が3アンダーの15位、近藤共弘と丸山大輔が1アンダー、26位。大会には78人が出場。2日間36ホールで争われ、上位4人が7月の全英オープンの出場権を獲得する。

 松山は前半のアウトを2アンダーで折り返すと後半はさらに加速。“鬼門”の最終18番もバーディーで締めくくった。昨年は最終日に首位を走りながら残り3ホールで6つスコアを落とすまさかの失速。特に最終18番はパーなら出場権を獲得できたが、池に入れて痛恨のトリプルボギーで涙をのんだ。

 出場権の4位ラインとは1打差しかなく油断は禁物だが、倉本昌弘、倉本泰信に次いで日本人アマ3人目となる全英切符獲得のチャンスに松山は「去年のことは忘れた。今までやったことを出せれば出場権は得られると思う。最終日が楽しみ」と力を込めた。

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2013年3月1日のニュース