柔道女子パワハラ問題 JOCが園田前監督らも聞き取りへ

[ 2013年2月27日 06:00 ]

 “加害者”への聞き取りにも着手する。柔道女子の暴力、パワーハラスメント問題で日本オリンピック委員会(JOC)が立ち上げた「緊急調査対策プロジェクト」の藤原庸介理事、松丸喜一郎理事が26日、都内で会見した。

 指導者を告発した15人の選手のヒアリングは延べ17時間を費やし4分の3以上が終了したと経過を発表。既に辞任している園田元監督、徳野元コーチら暴力、パワハラを行った指導者サイドについて、松丸理事は「選手のヒアリングが終わった後に、(元監督、コーチの)ヒアリングを行う」と明かした。全ての聞き取り調査は3月12日までに終える予定。同14日の加盟団体審査委員会で、全柔連に対する補助金減額などの処分を審議。同19日のJOC理事会で、全柔連に“判決”が下ることになる。

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2013年2月27日のニュース