白鵬　大阪４連覇へ自信「験がいい。体調もいい」

大阪府庁を訪問し松井知事（右）と握手する白鵬

　大相撲春場所（３月１０日初日、ボディメーカーコロシアム）で２場所ぶりの優勝を目指す横綱・白鵬（２７＝宮城野部屋）が２６日、堺市の宮城野部屋宿舎で始動した。

　前日は首相官邸で行われた元横綱・大鵬の故納谷幸喜さん（享年７２）の国民栄誉賞授与式に出席。同日夜に大阪入りしたが、その疲れを見せずに、四股や入念なすり足で汗を流した。春場所は３連覇中で、６連覇の九州場所に続き相性がいい。午後に行われた力士会後には「大阪は験がいい。体調もいい」と北の湖に並ぶ史上４位の２４度目の優勝へ意気込みを表明した。また、表敬訪問した大阪府庁では松井府知事から「春場所４連覇を期待しています」と激励された。

　今場所は日馬富士に東の正位を譲り、１９場所ぶりに西に座るが「同じ横綱でも東が半枚上と言われる。２番手ということなので気楽に行きたい」と冷静。出稽古の予定は３月３日以降になり「（所属する伊勢ケ浜一門で）連合稽古を行う考えもあります」と話した。