遼、今季初の予選通過へ暫定48位 後半盛り返した

[ 2013年2月16日 06:00 ]

第1ラウンド、15番でティーショットを放つ石川遼

USPGAツアーノーザントラスト・オープン第1日

(2月14日 米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ リビエラCC=7349ヤード、パー71)
 今季4戦目で初の予選突破を狙う石川遼(21=フリー)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーで71のパープレーで回り、暫定48位につけた。序盤3ホールで3オーバーとつまずいたものの盛り返した。7アンダー、64をマークしたマット・クーチャー(34=米国)が暫定トップ。日没によるサスペンデッドで18人がホールアウトできなかった。

 石川は序盤でつまずいた。インから出て11番は3パットのボギー、続く12番は2打目でグリーンを外し、またも3パットでダブルボギーを叩いた。だが「良い状態で迎えていた。落ち込むには早すぎると、逆にうまく集中できた」という。

 3試合連続の予選落ちの後、オフに充てた先週はカリフォルニア州の自宅周辺の3コースを日替わりで回りスイングを調整。ショットには手応えをつかんでいた。13番の第1打をフェアウエーに運ぶと吹っ切れた。14番でバンカーから直接カップに放り込むバーディー。「入ったのはまぐれだが(13番の)ティーショットがフェアウエーにいったのはまぐれではない」。16、17番で連続バーディーを奪うと、後半はパープレーでまとめた。

 予選通過が目標ではない。「勝利と程遠いところでプレーしていては経験は積めない。常に勝ちを目指してやっていきたい」ときっぱり言った。

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2013年2月16日のニュース