声明文ポイント「失望と怒り」「声が封殺された」「暴力行為反対」

柔道暴力問題

【声明文のポイント】

　一、告発の原因は、ナショナルチームの状況への失望と怒り。

　一、選手の声は全日本柔道連盟（全柔連）の内部で封殺された。日本オリンピック委員会に告発したが、声は十分に拾い上げられなかった。

　一、なぜ私たちが傷つき、苦悩する状況が続いたのか、指導者側に選手の声が届かなかったのか、原因と責任が問われなければならない。

　一、前監督による暴力行為は許されるものではない。全てのスポーツに暴力やハラスメントが入り込むことに断固として反対する。

　一、全柔連の体制の問題点が明らかにされないまま、前監督の責任という形をもって問題解決が図られることは真意ではない。

　一、競技者、スポーツを愛する者にとって、苦しみや悩みを安心して届けられる体制づくりに（告発を）生かしてもらえることを強く望む。