松山自滅 2打差首位スタートから78でV逸

[ 2012年10月25日 06:00 ]

優勝を逃し表彰式で厳しい表情の松山英樹(奥。手前は優勝した小浦和也)

 朝日杯日本学生選手権は24日、千葉CC梅郷C(7083ヤード、パー72)で最終ラウンドを行い、首位スタートの松山英樹(20=東北福祉大3年)は78と崩れ、通算1オーバーの9位に終わった。71で回った小浦和也(19=専大2年)が通算4アンダーで逆転優勝。

 ショットの乱調から松山は自滅した。2打差の首位から、2番パー5で2打目を池に落としてダブルボギー。続く3番もダブルボギーで早々と首位から陥落した。「ショットもパットも感覚がずれてるところがある」と苦笑いで振り返った。団体戦の信夫杯日本大学対抗戦に出場した後、アジアアマ選手権(11月1日開幕、タイ)に挑む。3連覇に挑む同大会では、これまで同級生を起用してきたキャディーに、大学の先輩でもあるプロキャディーの進藤大典氏を起用する予定。「あと1週間で間に合うか分からないけど、しっかりやりたいですね」と語る表情には、言葉と裏腹に焦りはなかった。

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2012年10月25日のニュース