元星風控訴審も東京高裁「解雇有効」支持

[ 2012年10月25日 06:00 ]

 大相撲の八百長問題で解雇されたモンゴル出身で元十両・星風のボルド・アマラメンデ氏(28)が、日本相撲協会に力士としての地位確認などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は24日、解雇を有効とした一審東京地裁判決を支持、アマラメンデ氏の控訴を棄却した。

 井上繁規裁判長は一審同様、八百長があったと認定。アマラメンデ氏は勝ち星の回し合いに合意したとする対戦相手らの証言は信用できないと主張したが、「虚偽の証言をする動機があるとは言い難い」と退けた。判決によると協会は昨年初場所の取組で八百長があったとして、同年4月にアマラメンデ氏を解雇した。

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2012年10月25日のニュース