美余の中部電力が無敗でリーグ戦通過 打倒マリリンだ

[ 2012年10月25日 06:00 ]

カーリング パシフィック・アジア選手権日本代表決定戦第3日

(10月24日 どうぎんカーリングスタジアム)
 カーリングのパシフィック・アジア選手権日本代表決定戦第3日は24日、札幌市のどうぎんカーリングスタジアムで女子1次リーグ最終戦を行い、すでに1位通過を決めていた市川美余主将(23)率いる中部電力が延長の末にチーム青森を6―5で撃破。無敗のまま25日からのロコ・ソラーレ北見との決勝(5回戦制)に臨む。チーム青森は4戦全敗で全日程を終了。また、9回戦制の男子はSC軽井沢クラブが北見協会を9―2で振り切り4連勝。代表に王手をかけた。

 最終第10エンド、ミスショットなどもありチーム青森に追いつかれても、中部電力には落ち着きがあった。「(ミスは)私の指示のミス。でも(延長戦は)気持ちをうまく切り替えられた」とスキップ藤沢。後攻の延長戦では正確なショットで優位にゲームを運び、1投を残した状態で相手のギブアップにつなげた。

 9月から欧州、北米を転戦し、氷の傾向を読む能力を磨いた。今大会の会場はオープンしたばかりで試合は初めてだが、ワールドツアーで初優勝を飾った自信が、全勝突破という結果につながっている。25日からは本橋率いるロコ・ソラーレとの一騎打ちとなるが、セカンドの清水は「一つ一つのショットを決めていくだけ」と自信を見せた。

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2012年10月25日のニュース