初日から波乱　マキロイ、ウッズともに黒星発進

トルコ航空ワールドゴルフファイナル

（アンタルヤゴルフクラブＰＧ）
　波乱の初日となった。総当たりの予選リーグ（４人×２組）の初戦で、世界ランキング１位のロリー・マキロイ（２３）、同２位のタイガー・ウッズ（３６）がともに黒星スタート。マキロイは１５番からの３ホールで７オーバーの大叩きで、１０日に対戦するウッズとの大一番に向けて巻き返しを誓った。

　マキロイにとって悪夢の３ホールだった。対戦相手のクーチャーの連続ボギーで追いついたが、１５番からトリプルボギー、ダブルボギー、ダブルボギーと失速。「こんなことになって…」と笑顔が消えた。結局、後半は４２の大叩きでクーチャーに屈した。予選突破のためには１０日のウッズ戦は負けられない。「子供の頃から見ていたタイガーと初めての２サム対決。楽しみ」。気持ちを切り替えたラウンド後のジュニアクリニックには笑顔で参加していた。