川内 世界を実感「自分の道はマラソンしかない」

[ 2012年10月9日 06:00 ]

 陸上の世界ハーフマラソン選手権に出場した公務員ランナーの川内優輝(25=埼玉県庁)がブルガリア・カバルナから成田に帰国した。

 1時間4分4秒で日本勢トップの21位だったが、世界とのスピードの差を実感し「ハーフ以下で世界で戦うのは厳しい。自分の道はマラソンしかないと感じた」とマラソンへの思いを強めた。12月2日の福岡国際で来年の世界選手権(モスクワ)代表を狙うが、同大会までに奥州前沢マラソン(11月4日)など5レースに出場予定。練習代わりに大会に出場するスタイルは変わらないが、「いろんな挑戦をしてマラソンの幅を広げたい」と今年は過去最多の年間30レース以上の出場となる見込みだ。

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2012年10月9日のニュース