伊達10大会連続初戦敗退 2時間超熱戦も…

[ 2012年10月9日 06:00 ]

シングルス1回戦で敗退したクルム伊達公子

HPジャパン女子オープン第1日

(10月8日 大阪市靱テニスセンター)
 シングルス1回戦でクルム伊達公子(エステティックTBC)はケーシー・デラクア(オーストラリア)に3―6、6―3、4―6で競り負け、初戦で敗退した。昨年ベスト8の森田あゆみ(キヤノン)もジェイミー・ハンプトン(米国)に3―6、2―6で完敗。土居美咲(ミキハウス)は1回戦を突破した。瀬間詠里花(MASA)は世界ランキング9位で第1シードのサマンサ・ストーサー(オーストラリア)にストレートで敗れた。

 クルム伊達はパワーで勝る相手に、粘りのテニスで対抗し2時間13分の熱戦を演じたが惜敗。10大会連続の初戦敗退となった。「(相手は)崩れそうで崩れなかった。うまかった」と振り返ったように、勝負どころで踏ん張れなかった。要所でのミスも目立ち、好機を生かしきれない場面も多かった。「サービスゲームをキープするのにも苦労したし、リターンが返ってきても次のボールからの展開がつくりづらかった」。試合後の会見では苦しい展開を表現する言葉が並んだ。

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2012年10月9日のニュース