日馬富士“名づけ親”の前で土俵入り

[ 2012年10月9日 06:00 ]

出雲大社相模分祠で奉納土俵入りを行う日馬富士

 大相撲の新横綱・日馬富士(28=伊勢ケ浜部屋)が8日、神奈川県秦野市の出雲大社相模分祠(ぶんし)で横綱土俵入りを行った。来日時から親交があり、しこ名「日馬富士」を考案した草山清和氏が分祠長を務めていることもあって実現。師匠の伊勢ケ浜親方(横綱・旭富士)も現役時に土俵入りを披露した場所だけに「まさか自分がするとは夢にも思わなかった」と感無量の表情を浮かべた。

 この日、伊勢ケ浜部屋神奈川後援会が制作する化粧まわしのデザインが決定。3つを並べると富士山が完成する仕組みで、それぞれの化粧まわしには女性書家の本田蒼風(そうふう)さんが書いた「天・地・仁」の3文字が入る。色は太刀持ちと露払いが締める「天」と「地」は青が基調だが、横綱が締める「仁」は師匠が希望した朱色となる。来年1月の初場所までの完成を目指している。

続きを表示

2012年10月9日のニュース