田中兄弟は個人総合で明暗　弟の佑典は納得、兄は痛恨のミス

全日本社会人選手権

（9月17日 相模原市立総合体育館）
　五輪代表の田中兄弟は個人総合で明暗が分かれた。弟の佑典は鉄棒では種目別１位となるなど、五輪よりも難度を落とした構成ながら「Ｅスコア（実施点）の高い演技でまとめられた。五輪選手として恥ずかしくない演技をできて良かった」と納得の様子だった。

　前回覇者の兄、和仁は得意の平行棒で種目別２位に入ったが、鉄棒では着地で大きく前に倒れ込む痛恨のミス。「自分でもびっくり」と苦笑いを浮かべた。