パナソニック 名門のバドミントン部、バスケ部を休部へ

[ 2012年9月17日 12:21 ]

 パナソニックが、バドミントン部とバスケットボール部を今季限りで休部させる検討に入ったことが17日分かった。テレビの価格下落で収益が悪化しており、経営合理化の一環としてスポーツ事業を縮小する。

 バドミントン部は、子会社化した三洋電機が1980年に創設した。かつては「オグシオ」の愛称で知られ、女子ダブルスで2008年北京五輪5位となった小椋久美子選手、潮田玲子選手(現日本ユニシス)も所属。日本リーグでの優勝は15回を数えるなど、強豪として名をとどろかせた。

 バスケットボール部は1952年に設立した。日本リーグでは13回の優勝を果たすなど名門で、大阪府枚方市を本拠地に活動している。

 パナソニックは2012年3月期連結決算で、純損益が過去最大の7721億円の赤字を計上。人員削減を柱とした本社部門の改革を進めている。

 パナソニックは両部のほか、野球やラグビー、バレーボールのチームを抱えている。

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2012年9月17日のニュース