金庚泰バースデーＶ「自分で自分にプレゼントできた」

優勝杯を手に笑顔の金庚泰

男子ゴルフツアー　フジサンケイ・クラシック最終日

（9月2日 山梨県富士河口湖町　富士桜カントリー倶楽部（７４３７ヤード、パー７１）
　一昨年の賞金王が鮮やかなバースデーＶを飾った。２日が２６歳の誕生日だった金庚泰は「自分で自分にプレゼントができた。完璧ですね」とにっこり笑った。

　１８番の２打目は右のバンカーから２１５ヤード。「勇太はチャンスの時に強い。アマチュアの時から知ってるから、バーディーで決着をつけようと集中した」。池田とのプレーオフを避けるため、安全策をとらず４Ｉでピンを攻めた。結果は３メートルのチャンスで狙い通りのバーディーとなった。今季は調子を崩して弱気になることもあっただけに、約１年ぶりの美酒に「初優勝の時と同じくらいうれしい」と喜びに浸った。