吉田“カレリン超え”13連覇に挑む 9月世界選手権代表に

[ 2012年8月21日 18:14 ]

 日本レスリング協会は21日、女子の世界選手権(9月27~29日・カナダ)代表に、ロンドン五輪で3連覇を達成した55キロ級の吉田沙保里(ALSOK)ら7人を発表した。吉田は五輪と世界選手権を合わせた12大会連続世界一で、「人類最強」と呼ばれた男子グレコローマンスタイル130キロ級(当時)のアレクサンドル・カレリン(ロシア)と並んでおり“カレリン超え”に挑戦する。

 五輪代表は吉田のみが出場し、残りは若手が中心。51キロ級で初代表となった川井梨紗子(愛知・至学館高)は母の(旧姓小滝)初江さんが1989年の世界選手権53キロ級代表で、日本レスリング史上初の母子での代表となった。67キロ級は昨年3位の井上佳子(クリナップ)が出場する。

 女子は非五輪階級があるため、五輪開催年に世界選手権を開催する。48キロ級は登坂絵莉(至学館大)59キロ級は島田佳代子、63キロ級は工藤佳代子(ともに自衛隊)72キロ級は鈴木博恵(クリナップ)を派遣する。

続きを表示

2012年8月21日のニュース