ドーピング防止の講習会 全力士に薬物リスト配布

[ 2012年8月21日 17:51 ]

 ドーピング検査の導入を目指す日本相撲協会は21日、全力士や部屋持ちの親方を対象にしたドーピング講習会を東京・両国国技館で開き、禁止医薬品や服用可能な市販薬リストの載ったガイドブックを配布するなどして意識の向上を図った。

 同協会ドーピング防止委員で日本医科大の南和文特任教授が講師を務め、市販薬を摂取する際の留意事項などを約1時間説明した。南委員は「ドーピング違反の場合は不名誉となり、制裁も加わる。薬を飲むときには十分注意してもらいたい」と呼び掛けた。

 受講した横綱白鵬は「(薬は)いろいろな種類が出てくるので、しっかり認識しなきゃいけないと思う」と話した。

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2012年8月21日のニュース