内村、動き硬く2種目で落下も…日本、2班終え3位で決勝

[ 2012年7月29日 01:48 ]

男子予選 鉄棒で落下し、厳しい表情の内村航平

ロンドン五輪体操

 男子予選の2班を終了し、団体総合の日本はエースの内村航平(コナミ)が鉄棒、あん馬で落下などと動きが硬かったが、後半に巻き返し、合計270・503点で3位につけた。最終3班の5チームを残し、8位までの決勝進出を決めた。

 同じ2班で演技した米国が合計275・342点で首位に立ち、英国が272・420点で2位。世界選手権5連覇中で北京五輪優勝の中国は269・985点で4位。

 個人総合は内村が合計89・764点で4位、ダネル・レイバ(米国)が91・265点で首位。

 予選で団体総合は各種目5人中4人が演技して上位3人の得点を合計して争われる。個人総合は上位24人、種目別は上位8人(いずれも各国・地域最大2人)が決勝に進む。予選の得点は決勝に持ち越さない。

 ▼内村航平の話 応援してもらっているみんなに、申し訳ない気持ちでいっぱい。後半に立て直せたのかもしれないけど、最初からできなくて悔しい。

 ▼田中和仁の話 1番目を任されたのに、失敗して勢いをつけることができず、前半はバタバタしてしまった。後半は、みんな落ち着いて演技ができた。(共同)

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2012年7月29日のニュース