ギリシャ選手 ツイッターで差別つぶやきで五輪追放

[ 2012年7月26日 01:21 ]

 ギリシャ・オリンピック委員会は25日、ロンドン五輪の陸上女子三段跳びに出場予定だったパラスケビ・パパフリストゥ(23)を、短文投稿サイトのツイッターで差別的な発言をしたとして、ギリシャ選手団から追放したと発表した。インターネットへの書き込みなどを理由にした五輪選手団からの除外は極めて異例。

 地元報道によると、同選手はツイッターに、アフリカ移民を侮辱するような文章を書き込んだ。ギリシャ・オリンピック委は、処分の理由を「彼女のコメントは五輪活動の意義や概念に反している」と説明した。

 国際オリンピック委員会(IOC)は、今回の五輪から選手のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用について、一人称の日記形式とするなどのガイドラインを設けて推奨している。(共同)

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2012年7月26日のニュース