日馬富士 一夜明けても「まだ緊張。こんなものかと…」

[ 2012年7月23日 12:15 ]

名古屋場所での全勝優勝から一夜明け、笑顔で記者会見する大関日馬富士

 大相撲名古屋場所で6場所ぶり3度目の優勝を自身初の15戦全勝で飾った大関・日馬富士が、千秋楽から一夜明けた23日、名古屋市瑞穂区の伊勢ケ浜部屋宿舎で記者会見し「まだ緊張から逃れられてない」と笑った。

 賜杯を懸けた横綱白鵬との結びの一番は、29年ぶりの千秋楽全勝対決だった。「全勝優勝は今まで、聞いたこと見たことはあった。実際にやって、こんな(大変な)ものかと…」と息をついた。

 9月の秋場所で3度目の綱とりに挑む。最初の挑戦だった2009年名古屋場所は序盤に2敗し、2度目の昨年秋場所も5日目までに3敗と早々に望みがついえた。史上最多6大関の中から抜け出す好機に「次の場所に向けての気持ちに入っている。一日一日努力して心も体も鍛えたい」と早くも意識を高めていた。

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2012年7月23日のニュース