「特例」で決定も…ライバル抗議していた「フェアじゃない」

[ 2012年5月9日 06:00 ]

代表決定会見ではタイをくわえ笑顔の猫ひろしだったが…
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 【猫ひろし五輪参加資格問題の経緯】

 ▽11年10月 カンボジア国籍取得。

 ▽12年2月5日 別府大分毎日マラソンで自己記録を7分13秒更新する2時間30分26秒で50位。

 ▽3月25日 カンボジア・オリンピック委員会のチョムラーン専務理事がロンドン五輪男子マラソンの同国代表に「特例」で決まったことを明かした。

 ▽3月26日 猫はカンボジアの男子マラソン代表に決定したことを受けて「凄く感謝したい。世界一練習する覚悟、それがカンボジアや協力してくれた人への“猫の恩返し”だと思います」と語った。

 ▽4月12日 国際陸連が、猫の参加資格を疑問視し、カンボジア陸連などに説明を求めていることが発覚。

 ▽4月15日 北京五輪代表のブンティンがパリマラソンで2時間23分29秒をマーク。「猫は私より遅い。フェアじゃない」と話し、カンボジア・オリンピック委員会などを相手に法的措置に訴える可能性も示唆。

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2012年5月9日のニュース