セルティクス２勝目！ロンドがトリプルダブルの活躍

　ＮＢＡプレーオフ１回戦が行われ、東地区４位のセルティクスは地元ボストンで延長の末に９０－８４で５位ホークスを振り切って２勝１敗。出場停止処分を受けて第２戦でプレーできなかったガードのライジョン・ロンド（２６）が、１７得点１４リバウンド１２アシストでプレーオフ通算７回目のトリプルダブルをマークして勝利に貢献した。同１位のブルズは最大１４点のリードを守りきれず、８位の７６ｅｒｓに７４－７９で逆転負け。西地区３位のレイカーズも６位ナゲッツに８４－９９で敗れ、３戦目で初黒星を喫した。

　前半でフリースローによる２得点のみだったセルティクスのロンドは後半と延長で奮起。「仲間に“もっと攻めろ”と言われてシュートを積極的に打った。それで勝機をつかめた」と次第にリズムを取り戻していった。初戦の終了間際に審判に文句を言って退場を宣告され、第２戦はベンチの外。しかしそのうっぷんを第３戦で晴らし、チームは白星が先行する結果となった。３６歳のアレン、３５歳のガーネット、３４歳のピアースといったベテランも活躍。４季ぶりの王座奪還に向けてようやくエンジンがかかってきた。