キンクミ腰痛で途中棄権…飯島が首位、追う大江

　女子ゴルフツアーのフジサンケイ・レディース・クラシック第２日は２１日、静岡県伊東市の川奈ホテルゴルフコース富士コース（６４０７ヤード、パー７２）で行われ、飯島茜が６７で回り、通算９アンダーに伸ばしてトップを守った。

　２２歳の大江香織が６５をマークし、２打差の２位に浮上。さらに１打差で今季２勝目を狙う佐伯三貴、馬場ゆかり、全美貞（韓国）が続いた。

　昨年のこの大会でツアー初勝利を飾った金田久美子は、腰痛のため途中棄権した。今週はじめに腰に痛みが走り、マッサージなどで治療しながら試合に臨んでいたが力尽きた。

　「きのうも治療した。きょうも朝から右腰が痛くて、かばっているうちに足も痛くなった」と涙ぐみながら話した。棄権はアマチュア時代を通じて初めて。大会２連覇を狙っていただけに「最後までやりたかった…」と悔しさをにじませた。