勢いは完全にウクライナ…全種目出場へ崖っ縁の日本

[ 2012年4月21日 09:33 ]

シンクロ・ロンドン五輪世界最終予選第3日

(4月20日 ロンドン)
 日本はデュエットで五輪出場枠を獲得したものの、ウクライナに敗れ4位。日本水連の本間三和子シンクロ委員長は「(ウクライナに負けたのは)初めて。非常に残念」と悔しがった。

 大会前は日本がウクライナより上位とみられていた。初日のデュエットTRではリードしたが、翌日のチームTRは同点に。この日のデュエットFRでは逆に0・770点差をつけられ、審判員の評価では完全にウクライナに勢いが出た。

 21日のチームFRでロシア、スペインに続く3位を逃すと、五輪初採用の1984年大会以来続いた全種目出場の歴史が途絶える。小林は「絶対に日本の意地を見せ、最高の演技で必ず出場権を取りたい」と話し、酒井も「絶対に勝つという強い気持ちを持って泳ぎ切りたい」と意気込んでいた。(共同)

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2012年4月21日のニュース