理恵　床運動の曲変更で妖艶に五輪決める！

公式練習で調整する田中理恵（右）と鶴見虹子

　夢舞台へセクシーに攻める。体操のロンドン五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権は７日、東京・国立代々木競技場で開幕。５日は田中理恵（２４＝日体大研究員）、内村航平（２３＝コナミ）らが会場で調整した。

　床運動で昨季までの２年間は「エリーゼのために」を使用していた田中は、今年は「ピンクパンサー」のテーマを中心にした妖艶な曲を選択。「１２年は新しい自分を見てもらいたい。ちょっと激しく、優しさより強さを表現できる床運動にしたかった」と話した２４歳は、「レオタードはお楽しみに」と笑った。代表は今大会と５月のＮＨＫ杯で決定。兄・和仁、弟・佑典の田中３きょうだいでの五輪出場へ、まずは全日本でアピールする。