稀勢の里と琴奨菊 日本人大関は9勝止まり

[ 2012年3月25日 20:35 ]

大相撲春場所千秋楽

(3月25日 大阪府立体育会館)
 稀勢の里と琴奨菊の日本人大関はともに9勝止まり。白鵬、把瑠都、鶴竜と今場所の注目力士に完勝しながら序盤戦の取りこぼしが響いた稀勢の里は「終盤になって調子が上がってきた」と苦笑いを浮かべた。

 6大関となる来場所に向け「厳しい闘いが始まる。また一から鍛え直す」と奮起を誓った。

 存在感の薄い琴奨菊だが、千秋楽に稀勢の里を圧倒して最低限の意地は示した。「優勝争いの土俵に上がっていないと惨めになる」と肩をすぼめていた。

続きを表示

2012年3月25日のニュース