“朝青龍コール”も…元朝青龍 モンゴル首相と春場所観戦

[ 2012年3月14日 20:28 ]

大相撲春場所を観戦する元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(左)とモンゴルのバトボルド首相

 大相撲の元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(31)が14日、母国モンゴルのバトボルド首相と大阪府立体育会館を訪れ、春場所4日目の幕内取組を途中から結びまで観戦した。

 ダグワドルジ氏は、首相とともに日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)にあいさつし、午後5時前に3階のいす席に座った。気付いた観客から“朝青龍コール”が起き、同氏は笑顔で手を振って応えた。その後も、観客がカメラなどを手に殺到し、館内は騒然となった。

 暴行問題の責任を取って一昨年2月に引退したダグワドルジ氏は、昨年九州場所以来の本場所観戦に「みんな一生懸命頑張っている」と持ち上げた。印象に残る力士に松鳳山を挙げ「動きに切れがある相撲でいいね」と、上機嫌に話した。

続きを表示

2012年3月14日のニュース