代表選考やり直しは異例のマッチレースで決定

[ 2012年3月7日 06:00 ]

 日本スポーツ仲裁機構からロンドン五輪アジア予選の男子軽量級ダブルスカルの代表選考やり直しを命じられた日本ボート協会が、4月6日に代表決定の再レースを実施することを6日、都内で発表した。

 昨年11月の最終選考会で補欠に回され仲裁を申し立てた武田大作(38=ダイキ)が浦和重(36=NTT東日本東京)とペアを組み、代表を取り消された須田貴浩(31=アイリスオーヤマ)西村光生(22=仙台大)と対戦する。日本協会によると00年シドニー五輪以降では、初めてのマッチレースでの選考。埼玉・戸田漕艇(そうてい)場で五輪と同じ2000メートルの距離で行い、先に2勝した方を代表に選ぶ。「やるしかない。受けざるを得ない」と武田。ただ、ペアを組む浦が出場に難色を示しており、武田は「何とか説得したい」と話した。

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2012年3月7日のニュース