あらら?遼くん「イチカワ」と間違えられた

[ 2012年3月7日 06:00 ]

練習ラウンドする石川遼

 8日開幕の米ツアー、プエルトリコ・オープンに出場する石川遼(20=パナソニック)は6日、会場のトランプ・インターナショナルGCで前日に続いて2度目の練習ラウンドを行った。

 地元紙ではせっかく掲載された紹介記事の名前が「イチカワ」と間違っているハプニングも。“裏街道”の試合ながら、初見参のプエルトリコで「イシカワ」の名前を猛アピールする。

 「s」と「c」。1文字の違いでも、結構大きな間違いだ。まだ月曜日ながらプエルトリコの地元紙エルボセロには、世界ランク1位になったマキロイ以上のスペースを割いて石川が掲載された。しかし、この記事が惜しかった。

 「日本の王子」として石川の経歴などを紹介しつつ、トーナメントディレクターを務めるシドニー・ウォルフ氏も登場。「才能とやる気に満ちている。タイガー・ウッズのように勝つ選手になる」と絶賛のコメントを寄せた。ところが、肝心の石川の名前が「I“s”hikawa」ではなく「I“c”hikawa」になっていた。リョウ・イチカワ。米ツアーには数多く参戦してきたが、中米開催の試合は今回が初出場。そう考えれば無理もない。

 タイガー・ウッズ(米国)やロリー・マキロイ(英国)ら有力選手の多くは世界ゴルフ選手権シリーズのキャデラック選手権に出場している。そのため石川の世界ランク53位は出場選手の中でトップ。ランクに見合った活躍ができればプエルトリコのファンもすぐに正しい名前を覚えるだろう。

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2012年3月7日のニュース