仙台育英高陸上部から転校の10人が豊川高に初登校

[ 2012年3月1日 19:38 ]

 東日本大震災の影響などによるチームの混乱を理由に、宮城・仙台育英高から「集団転校」した陸上部の特待生ら1、2年生の10人(男子7人、女子3人)が1日、受け入れ先の愛知・豊川高に初登校した。

 豊川高によると、全校集会で転入生10人が紹介され、大きな拍手で迎えられた。転入生代表が感謝の言葉を述べ、この日の授業後から同校駅伝部の練習に参加した。

 愛知県高等学校体育連盟(高体連)は震災の特例を認めず、10人は規定通り6カ月間は、今夏の全国高校総体など高体連主催の大会に出場できない。全国高校駅伝で男女合わせて9度の優勝を誇る仙台育英高から、女子で3度の優勝実績を持つ豊川高への集団転校には関係者から批判も出ていた。

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2012年3月1日のニュース