6月までに組織改革成案 公益法人改革対策委員会

[ 2012年2月22日 06:00 ]

 日本相撲協会の公益法人制度改革対策委員会は21日、東京・両国国技館で行われた。北の湖理事長(元横綱)が復帰した新体制後で初の会合で、放駒前理事長(元大関・魁傑)が文部科学省へ提出した工程表に基づき、6月までに組織改革の成案をまとめることを確認した。

 移行後の新法人で強い権限を持つ評議員を選ぶため、選定委員5人を5月に決める。協会管理案でまとまった年寄名跡に関しては、親方の退職時に協会が支払う功労金の額の検討を3月の次回会合から始める見込み。名跡の継承者指名については、選考委員会の審査後に理事会に諮る案が出た。

続きを表示

2012年2月22日のニュース