名跡の協会管理を正式承認 引き取り額など課題に

[ 2012年1月25日 16:40 ]

 公益財団法人認定を目指す日本相撲協会は25日、東京・両国国技館で、全親方らで構成する評議員会を開き、高額でのやりとりが問題視されてきた年寄名跡(親方株)を将来的に相撲協会が一括管理することなどを含む、組織改革の工程表を正式承認した。

 今後は、親方の退職時に名跡を引き取るため相撲協会が支給する「功労金」の額や、名跡の継承者を選考する委員会の設置などに論点が移る。30日の役員改選で誕生する新体制の下で協議を続け、公益財団法人認定を申請する予定の6月までに詳細を詰める。

続きを表示

2012年1月25日のニュース