稀勢の里 2桁白星にも表情複雑

[ 2012年1月20日 19:40 ]

大相撲初場所13日目

(1月20日 両国国技館)
 稀勢の里は大関としての合格ラインといえる2桁勝利をマーク。しかし、悲願の初優勝は来場所以降に持ち越しとなり、表情は複雑だった。

 12日目に把瑠都の変化を食うなど優勝争いに残れなかった。「ふがいない相撲が続いていますから、まだまだという感じですね。攻めも甘い」と反省の言葉が続いた。

 この日は以前から注目している23歳の栃乃若に苦戦。攻めあぐね、俵に詰まる場面もあった。「なかなか手ごわかった。いい粘り腰だし、体全部で攻めてきて、残している」と新たな難敵の台頭に警戒心を抱いていた。

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2012年1月20日のニュース