充実感漂うシャラポワ 力強さ健在 格下圧倒「とてもいい感じ」

[ 2012年1月19日 12:29 ]

全豪オープン女子シングルス2回戦、観客に投げキスをする第4シードのM・シャラポワ

 力強さは健在だった。シャラポワは、格下のハンプトンに1ゲームしか与えなかった。2008年に肩を手術して以来四大大会優勝がないが、1回戦に続く圧勝に「1、2回戦は相手を意識せずにプレーしているが、とてもいい感じ」と充実感を漂わせた。

 序盤から一球一球に声を上げ、気迫を込めた。パワフルなストロークを打ち続け、相手が耐えきれない場面を確実に決めた。強烈な第1サーブの成功率は77%と好調さを示した。

 全豪は四大大会で最後に優勝を飾った舞台だが、今は足首のけがを抱え「今大会は多くプレーすることが必要ではなく、健康でいることの方が大事」と控えめだ。それでもこの日は上機嫌。「ロシアの妖精」はセンターコートの観衆に向かって投げキッスを送った。(共同)

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