小平、加藤が総合トップ/全日本スプリント

[ 2011年12月27日 17:36 ]

女子1000メートル 1分16秒98の大会新で1位の小平奈緒

 スピードスケートの全日本スプリント選手権第1日は27日、北海道帯広市の明治北海道十勝オーバルで行われ、女子は2連覇を狙う小平奈緒(相沢病院)が76・990点で総合首位に立った。男子は3大会ぶりの優勝を目指す加藤条治(日本電産サンキョー)が70・945点でトップとなり、優勝候補だった長島圭一郎(日本電産サンキョー)は9位と出遅れた。

 小平は500メートルで38秒50の1位となり、1000メートルで1分16秒98の大会新記録を出した。両種目で2位の辻麻希(十六銀行)が77・820点で大差の総合2位。出産を経て復帰した40歳の岡崎朋美(富士急)は500メートルで39秒71の6位だった。

 加藤は500メートルが35秒21、1000メートルが1分11秒47でともに1位。500メートル2位の及川佑(大和ハウス)が71・290点で総合2位、昨年優勝の羽賀亮平(日本電産サンキョー)が3位につけた。28日の最終日も500メートルと1000メートルを実施する。

 ▼高木美帆の話 (総合6位にとどまり)とにかく勢いがなかった。修正点はたくさんあるけど、最後は気持ち。最後までしっかり滑りきりたい。

 ▼及川佑の話 もう少し思い描く滑りがしたかった。速い動きになればなるほど、体重の乗せ方で悪い癖が出てしまう。2日目に向けて修正したい。

 ▼羽賀亮平の話 もうちょっとやれれば、という気持ちはある。最後まで何が起きるか分からないので、連覇を目指して頑張りたい。

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