佳菜子「輝く」1年に…世界選手権でリベンジだ!

[ 2011年12月27日 06:00 ]

笑顔で演技する村上佳菜子

フィギュアスケート全日本選手権

 3位に終わった村上佳菜子(17=中京大中京高)は12年を「輝く」一年にすることを誓った。今季前半戦は新調した靴が合わなかったことをきっかけに調子を崩し、昨年銅メダルを獲得したGPファイナルへの進出を逃すなど低調だった。

 今大会はフリーではステップで転倒するなどミスが出たが、SPはほぼ完璧な内容で1位となり、復調の手応えをつかんだ。11年を「光」が見えた年と総括。来年に向けて「次につながる経験ができた。つらいことを乗り越えて、輝ける選手になりたい」と意欲を新たにした。

 今後は2月に四大陸選手権に出場し、3月には世界選手権に挑む。全日本選手権では2連続3回転ジャンプの難度を下げて、トーループ―トーループにしたが、再び高難度のフリップ―トーループに挑戦していく。「練習でノーミスが普通になるようにして、自信を持って世界選手権に臨みたい」。本来の力が出せずに8位に終わった昨年のリベンジに向け、大技を磨いていく。

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2011年12月27日のニュース