レスリング男子アジア2位 長島選手が白血病で闘病 

[ 2011年12月1日 20:58 ]

 日本レスリング協会は1日、広州アジア大会男子フリースタイル74キロ級銀メダルの長島和幸選手(30)=クリナップ=が9月に急性骨髄性白血病と診断されたことを公表し、闘病支援の募金を呼び掛けた。

 長島選手は8月末から体のだるさや頭痛を訴え、現在は東京都内の病院に入院して抗がん剤などで治療を受けている。来年2月に双子の兄の正彦さん(30)から骨髄移植を受ける予定という。

 今月下旬の全日本選手権は6連覇がかかっていたが、ロンドン五輪代表選考会の同選手権を欠場するため、五輪出場の夢も断たれた。クリナップの今村浩之監督(43)は「このまま第一線を退く方向になる。来年3月ごろの社会復帰を目指している」と話した。

 募金の振込先などは日本協会のホームページで。

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2011年12月1日のニュース