20年ぶり 卓球南北合同チームが実現 会長「新ピンポン外交が次の時代に」

[ 2011年11月23日 11:39 ]

 国際平和を目的とした卓球の親善大会が22日、ドーハで行われ、男女のダブルスで韓国と北朝鮮の選手がペアを組み、千葉で開催された1991年世界選手権以来となる南北合同チームで出場した。聯合ニュースが伝えた。

 男子ダブルスでは韓国の柳承敏と北朝鮮のキム・ヒョクボンのペアが優勝し、女子ダブルスでは韓国のキム・キョンアと北朝鮮のキム・ヘソンのペアが準優勝した。インドとパキスタンの選手もペアを組んで出場した。親善目的の大会とはいえ、緊張状態にある国同士の選手が一緒にプレーをしたことに対し、国際卓球連盟のアダム・シャララ会長は「ピンポン外交が次の時代に入った」とコメントを発表した。

 日本からは男子の吉田海偉(フリー)と女子の三宅菜津美(岡山・就実高)がそれぞれフランス選手と組んで出場した。(共同)

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2011年11月23日のニュース