「一番になりたい」長島が連覇へ意欲

　スピードスケートの今季開幕戦、全日本距離別選手権は２９日から２日間、長野市エムウエーブで開催される。２８日は会場で公式練習があり、初日の男子５００メートルで優勝を狙う加藤条治や長島圭一郎（ともに日本電産サンキョー）が軽めに滑って最終調整した。

　２年ぶりのタイトルを目指す加藤は「練習してきたことを出したい。楽しみだし、怖さもある」と笑顔で語った。２連覇が懸かる長島も「一番になりたい」と意欲的。女子で３年連続の短距離２冠を狙う小平奈緒（相沢病院）は「ことしはいいトレーニングができた。開幕戦ははじけたい」と好記録を期待した。

　大会はワールドカップ（Ｗ杯）前半戦の代表選考会を兼ねる。加藤、長島、小平は昨季の成績ですでに代表に決まっている。