五輪切符へ準備OK 理恵「やることやった」

[ 2011年10月7日 06:00 ]

練習で笑顔を見せる田中理

体操世界選手権

(東京体育館)
 日本の女子6選手は練習会場で公式練習に参加した。

 予選8位以内に入ってロンドン五輪切符獲得を目指す日本の出番は2日目の8日だが、早くも本番へ向けて緊張感たっぷり。田中理は得意の床運動で着地が決まらず、ラインオーバーを連発した。志願してやり直すなど入念に調整。「動きを速くしなくちゃと急いでしまった。調子は悪くはないので、気にしていないです」と不安はない様子。「もうやることはやった。早く試合がしたいです」と開幕が待ち遠しいようだった。

 ▼鶴見虹子 昨年は不安が多かったが、今回はない。体調を整えてやるだけ。団体と得意の段違い平行棒を頑張る。

 ▼新竹優子 調子は徐々に上がってきている。1番手で演技するのは独特の緊張感があるが、いい流れをつくりたい。

 ▼飯塚友海 自信のある跳馬で貢献できればいい。初出場ですごく緊張すると思うが、代表として堂々と演技したい。

 ▼寺本明日香 左足は少し痛いが、試合会場での練習がいい出来で自信がついた。最高の演技をして笑顔で終わりたい。

 ▼美濃部ゆう 一番の目標は団体の五輪出場権。平均台と段違い平行棒を確実に決めることがチームでの役割になる。

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