レース方式で女子マラソン最高記録区別へ

[ 2011年9月30日 06:00 ]

 日本陸連の沢木啓祐副会長は29日、東京都内で開かれた理事会で、男女同時スタートのマラソンなどのレースで女子選手が日本記録を出した場合、日本記録と区別して日本最高記録として扱うとの見解を示した。

 国際陸連は男子のペースメーカーに引っ張られて女子選手が記録を更新するのは不公平として8月の総会で規定を変更している。新規定を適用した場合、ベルリン・マラソンで記録された野口みずき(シスメックス)ら3選手の2時間19分台の記録は日本最高記録扱いとなる。新たな日本記録は野口が03年大阪国際で記録した2時間21分18秒となる。

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2011年9月30日のニュース