藍 出入り激しく2オーバーも「いい位置にいる」

[ 2011年9月30日 06:00 ]

<日本女子オープン・1日目>8番、ティーショットを放つ宮里藍

女子ゴルフツアー日本女子オープン第1日

(9月29日 愛知県愛知郡東郷町・名古屋ゴルフ倶楽部和合コース=6383ヤード、パー70)
 宮里藍は一時首位に立つなど満足感の漂う初日となった。5バーディー、7ボギーと出入りの激しい内容ながら、首位に2打差の10位発進。上がり4ホールの3ボギーを反省しつつも「ショット、パットともにいいフィーリング。いい位置にいると思う」と笑顔で振り返った。

 「フェアウエーが結構転がるので(刻んでも)7番アイアンぐらいで2打目が打てる。その方が自信をもって攻められるし正解だった」。コースの状況を頭に入れながら、ティーショットで3Wを使ったのは5回。そのうち1番、6番、11番をバーディーにつなげた。「月曜日よりは良くなってるけど、まだ痛みは引いてない」と右足付け根痛が消えてはいないが、先週に比べればショットは復調気配。練習日に風邪をひいていた体調もようやく上向いてきた。

 今週は男女近距離開催とあって、月曜日には家族で夕食をともにし、同じ宿に泊まる次兄・優作の長女にも癒やされているという。「家族全員で試合に臨むのは初めて。いい時間を過ごせてます」と語る表情も柔らかだった。

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2011年9月30日のニュース