父・一典さん「一」に感無量 恩師は誕生日に… 

[ 2011年9月29日 06:00 ]

琴奨菊大関昇進

 伝達式には琴奨菊の両親、恩師も駆け付けた。父の菊次一典さんは「息子は輝いていた。元気を与えられ、愛される大関になってほしい」と感無量。口上の「万理一空」の言葉に感動。「一という漢数字を使ってくれてうれしい。親父の名前でもあるから」と、今は亡き一男さんの遺影を掲げた。

 「夢のようです」とは母・美恵子さん。中高時代の恩師、元明徳義塾相撲部監督の浜村敏之さんはこの日が偶然にも56歳の誕生日。「立派になった。いいプレゼントになった」と目を細めていた。

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2011年9月29日のニュース