新十両4人発表…旭日松、超異例!付け人を“継続”

[ 2011年9月29日 06:00 ]

 大相撲九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)の番付編成会議が28日、東京・両国国技館で開かれ、4人の十両昇進力士を発表した。新十両は新大関・琴奨菊と同じ明徳義塾高出身の徳勝龍(25=北の湖部屋)、旭日松(22=大島部屋)、勢(いきおい、24=伊勢ノ海部屋)の3人。大岩戸(30)=八角部屋=が2場所ぶりに復帰する。

 幕下優勝で新十両を決めた旭日松は東京都墨田区の大島部屋で会見し「もっと上を目指したい。愛きょうのある相撲取りと言われたい」と抱負を語った。所属7人の部屋で3人目の関取となり、付け人のやりくりが困難な状況。秋場所まで幕内・旭天鵬の付け人を務めた旭日松に対し、師匠の大島親方(元大関・旭国)は「あと2、3場所はやってもらう」と“任務継続”を厳命した。十両力士が取組後も支度部屋に残って若い衆と同じ扱いを受けるのは極めて異例だが、旭日松は「やります」と即答していた。

 ▼勢 先代の最後の場所で決められてよかった。(小学校時代から同じ相撲道場で競い合った)豪栄道関は僕の中では一番大きい存在。早く戦いたい。

 ▼徳勝龍 技術どうこうじゃなく精神面で強くなった。(明徳義塾高の先輩、琴奨菊の昇進は)凄いと思う。対戦したいけど、もっと自分が頑張らないといけない。

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2011年9月29日のニュース