ウォズニアッキ 初の4大大会制覇へ逆転8強

[ 2011年9月7日 06:00 ]

クズネツォアに逆転勝ちし歓喜のウォズニアッキ

全米オープンテニス第8日

(9月5日 ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 女子シングルス4回戦で第1シードのキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が4大大会2勝のスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)に6―7、7―5、6―1で逆転勝ちした。過去3度優勝のセリーナ・ウィリアムズ(米国)は元世界ランク1位のアナ・イバノビッチ(セルビア)にストレート勝ち。女子はこの日でベスト8が出そろった。男子シングルス4回戦は第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)にストレート勝ちし、8強入りした。

 ウォズニアッキが逆転で3年連続のベスト8入りを決めた。04年優勝のクズネツォワに第1セットをタイブレークで奪われ、第2セットも0―3とリードされたが、粘り強くミスを誘った。2―4から相手サーブをブレークすると声を上げてガッツポーズ。このセットを逆転で取り、最終セットは一方的に奪った。3時間2分の熱戦を制して初の4大大会制覇へ前進し「ツアーで厳しい試合を経験してきたから、自信があった」と白い歯を見せた。

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2011年9月7日のニュース